エンジニアが転職を考えたときに相談してはいけない相手とは!?
 当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
「転職するときに誰に相談すべき?

「エンジニアが転職するなら上司に相談した方がいいのかな。」

本記事ではこんな疑問を解決します。
どうもこんにちは。35歳をすぎて転職したエンジニアのHRです。
転職を考え始めたときって誰かに相談したくなるものですよね。
でも上司?同期?家族?、誰に相談すべきか悩んでいませんか?
ぼくの経験上、転職を考えたときに相談してはいけない相手は上司と同期です。
上司は当然でしょうが、同期にも相談してはいけないのは意外かもしれません。
本記事では、上司や同期へ相談すべきではない理由、そして転職の相談は誰にすべきかをぼくの経験から語ります。
相談する相手を間違えて無用な引き止めに合わないよう、ぼくの経験を伝えます。

それではご覧ください。

 

上司に相談してもまず良いことはない

エンジニアが転職を考えたときに相談してはいけない相手とは!?2

 

今あなたが働いている会社の上司に、いきなり転職を相談するのはNGです。

上司に相談しても転職活動にとってマイナスになることはあっても、プラスになることはまずありません。

 

上司へ相談すると引き留めに合う

上司の立場で部下から転職の相談を受けると、まずは会社に残ってもらうよう話をします。

なぜなら、自分の部署から退職者が出ることは上司にとって大きなマイナス評価になるからです。

部下の育成は管理職の大切な仕事の一つです。

 

「今の仕事に不満があるのか?」

「人間関係で悩んでいるのか?」

会社を辞めようとしている理由を深堀りするために、いろんなことを聞かれます。

場合によっては、部署異動をすすめられることもあるでしょう。

 

人手不足の世の中、退職者が出ると会社としても戦力ダウンにもつながります。

あなたが部署にとって必要な人材であるほど、強い引き留めに合ってしまいます。

 

上司との仲や退職理由によっては例外も

例外的に、いきなり上司へ相談してもプラスになるパターンも存在します。

それは次の2つ。

 

  • ステップアップ目的の退職
  • やむを得ない家庭の事情

 

 

もちろん上司と心を割って話せる仲である前提です。

 

「仕事がキツい」「ブラック企業から脱出したい」といったマイナスな理由ではなく、「会社を辞めて独立する」「フリーランスになる」「夢だった自分の店を持つ」など前向きな理由であれば大抵の上司は応援してくれます。

また、実家に戻って家業を継ぐといった家庭の事情であれば、上司もムリに引き留めることはできません。

むしろ前もって伝えてもらえることで、上司も要員やスケジュール調整を余裕をもって行えるようになります。

 

上司へ報告するときは退職の意思が固まってから

ぼくは転職先が決まってから上司へ報告しました。

それは転職理由が「残業を減らしたい」「働き方を変えたい」であり、純粋なステップアップ目的ではなかったからです。

 

当然ながら上司からは強く引き留められ、いろいろな話をしました。

でもぼくの転職意思は固まっていたため、気持ちが変わることはありませんでした。

そもそも上司の説得で意思が変わるようなら、初めから転職を決めていません。

 

上司へ報告するときには転職の意思を固め、説得されないようにしてください。

 

会社の同期にも事後報告で

エンジニアが転職を考えたときに相談してはいけない相手とは!?3

 

入社時から一緒に過ごしている会社の同期は社内事情も分かっていて、グチを言い合える大事な存在ですよね。

でも同期にも早い段階で転職の相談はしない方が良い、というのがぼくの考えです。

 

人の口には戸が立てられない

同期へ相談してしまうと、あなたが転職を考えていることが上司へ伝わる可能性があります。

いくら信頼のおける同期でも、人はうわさ話が大好きなもの。

あなたの同期もいろんな部署に配属されているはずです。

それぞれの部署で話が伝わり、他部署の上司経由であなたの部署の上司へ伝わることもあります。

 

「そんなに話が漏れることがあるの?」

と思われるかもしれません。

でも、実際にぼくは同期に話したことで上司へ話が伝わった経験があります。

 

飲み会での話が伝わっていった

転職の話ではありませんが、ぼくは部署異動の話が上司へ伝わったことがあります。

 

ある時、会社で部署異動があり上司や仕事内容が変わりました。

異動後しばらくしてから同期と飲んでいる時に、「前の部署の方が良かった。」と話しをしました。

すると、後日上司から

「なぜ前の部署が良いのか?」

という話をされました。

上司には前の部署が良いと直接話したことはなかったので、同期から話が伝わったことは確実です。

 

同期にも決して悪気があったわけではなく、ぼくも同期を恨んでいるわけではありません。

ただ人の話はどう伝わるか分からない、ということを学びました。

この一件があったので、ぼくは転職活動の時には絶対に同期にも相談はしませんでした。

 

相談すべき相手はだれなのか

エンジニアが転職を考えたときに相談してはいけない相手とは!?4

 

上司や同期に転職の相談をしてはいけないなら誰に相談すべきなのか?

基本的に、現在の会社と関わりのない人へ相談しましょう。

 

現職から転職した社員

あなたの会社から転職していった方とコンタクトが取れるなら、ぜひ話を聞いてもらいましょう。

一度会社の外へ出ていれば、会社の良いところや悪いところを客観的に見れます。

また実際に転職経験があるため、実体験にもとづいた意見や他社を見た経験を聞けるのでメリットは大。

 

ただし、その方が会社の悪い点をたくさん言ってきても、そのまま受け取らないようにしてください。

一度やめた人は、会社に対して何らかの不満を持ってやめた可能性があります。

その方とあなたとは、価値観や仕事に求める基準は必ずしも一緒ではありません。

アドバイスを参考にしつつ、最終的には自分で考えるようにしましょう。

 

一度転職して会社へ戻ってきた方

まれに、同じ会社で退職と入社を何度も繰り返している方がいます。

いわゆる出戻りと呼ばれるパターンですね。
ぼくの前職にもそういう方がいました。

 

もしそういう貴重な方がいたら、話を聞いてみてください。

一度会社がイヤになり退職したのに戻ってきたのは、それでも自社を選ぶ理由があったということ。

会社の外に出てみると、会社の中にいては見えない点に気づくものです。

あなたの意識していない会社の良い面が見えてくるかもしれません。

 

ただし社員で転職の話をすると、回りまわって上司へ話が伝わる可能性があるので注意してください。

あなたが転職を考えていることは言わずに、「〇〇さんは、なぜ自社に戻ってきたのですか?」と聞くようにしましょう。

 

学生時代の恩師

エンジニアであれば理工系学部の卒業生も多いでしょう。

学生時代にお世話になった教授や先生、先輩や同級生を頼ってみるのも一つの手です。

 

大学教授は、地元の企業とパイプがあったり自身で起業していることも少なくありません。

また先輩や同級生が働いている会社であれば、ツテで転職先を紹介してくれるかもしれません。

 

ちなみに、ぼくの学生時代の先輩は教授に相談してUターン転職しました。

また学生時代の同級生は、別の同級生が働いている会社へUターン転職しました。

 

学生時代のつながりは一生のつながりとも言います。

ぜひ頼ってみましょう。

 

個人的なツテがなければ転職エージェントを

実際に転職した人や学生時代のツテなどは、誰でも簡単に連絡が取れるとは限りません。

そんなときはプロの転職サービスを使いましょう。

ぼくもIT転職エージェントを使って転職しました。

 

IT転職エージェントは地域のIT業界に詳しく、転職意思が固まっていなくても相談に乗ってくれます。

こちらの記事では、ぼくが使ったIT転職エージェントを解説していますのでご覧下さい。

 

地方に限らず、首都圏含めた全国で社内SEへの転職を考えている方はこちらもどうぞ。

全国で社内SEを目指すためのIT転職エージェント

社内SEに強い転職エージェントは、ぼくが利用した転職エージェントだけではありません。
こちらの転職エージェントは全国のエンジニア求人を網羅し、社内SEで求人を絞り込めるため幅広い方におすすめです。

  • マイナビIT AGENT/全国の求人を網羅
    IT・Webエンジニア向け転職エージェント。全国の優良企業の求人が豊富。
    ※マイナビIT AGENTは現在ぼくが働いている会社でも中途採用に使っています。

 

 

家族には必ず話しておく

エンジニアが転職を考えたときに相談してはいけない相手とは!?5

 

もしあなたが結婚して家庭を持っているなら、転職をする前に必ず家族に転職の話をしておきましょう。

それは、転職は家庭にも与える影響が大きいためです。

 

嫁ブロックという言葉は広まりつつある

「嫁ブロック」という言葉を知っていますか?

旦那さんが転職を決めても、奥さんが反対して転職がキャンセルされることです。

年収が下がったり勤務時間が変わったりと、反対する理由はいろいろあるでしょう。

ぼくも転職活動の面接で、「嫁ブロックは大丈夫?」と聞かれました。

 

奥さんのブロックに限らず、旦那さんの反対でも同じことです。

転職が決まった後に家族の反対で白紙にならないよう、パートナーには真っ先に話しておきましょう。

 

影響は奥さんだけではない

転職すると家族の生活スタイルが変わる可能性があります。

 

勤務先が変われば勤務時間や通勤時間も変わるでしょう。

会社までの距離が変われば家を早く出る必要がありますし、帰りも遅くなるかもしれません。

朝が早くなれば奥さんも早く起きることになるかもしれません。

 

ぼくも転職後は出勤時刻が早くなり、朝家を出るのがかなり早くなりました。

家庭があるなら転職はあなただけの問題ではありません。

家族には必ず話をしておきましょう。

 

まとめ:静かにことを進めよう

転職活動の経験を積むのは簡単なことではありません。

初めての転職活動では誰でも不安になり、誰かに相談したくなるものです。

いろんな人の意見を聞くことも大切ですが、最終的には自分の基準で決断しましょう。

 

スムーズに転職できる人は、社内で騒ぎ立てるとマイナスになることを理解し水面下で転職活動を進めます。

「出来る人ほど静かに去っていく。」
といわれますよね。

 

あなたがムリな引き留めにあうことなく、スムーズに転職できる手助けになれば幸いです。

それでは。

コメントを残す

おすすめの記事