IT転職エージェントは企業側にもメリット大『なぜ使われるのか』
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「求人企業はなぜ転職エージェントをつかうんだろう?」

 

「わざわざ使うのだから何かメリットがあるのかな。」

本記事ではこのような疑問を解決します。

こんばんは。IT転職エージェントを使って転職したHRです。

 

こちらの記事で解説しているように、ITエンジニアの転職でT転職エージェントを使うメリットはたくさんあります。

 

求職者にとってはメリットが多いんですが、企業側はなぜ転職エージェントを使うのでしょうか?

それは、もちろん企業にもメリットがあるからです。

 

本記事では、企業が求人募集にIT転職エージェントを使う理由を解説します。

ぼくが転職先の総務人事担当者から聞いた内容なので、企業側の考えが理解でき疑問が解決するはずです。

それではご覧ください。

 

応募者をふるいにかけてくれる

IT転職エージェントは企業側にもメリット大『なぜ使われるのか』2

 

はじめに聞いたメリットは、「あきらかにNGな応募者をはじいてくれる」こと。

求人企業へ来るたくさんの応募者の中には、明らかに応募基準を満たしていない人も含まれています。

企業側は選別するだけでもかなりの労力がかかります。

 

採用されるのは応募者のほんの一部

求人に応募してくる応募者の多くは、結果的に採用されることはありません。

数十人規模の小企業では、10人応募があっても1人が採用されるかどうか。

そして明らかに基準に満たない人でも、応募があれば必ず書類に目を通して審査する必要があります。

 

結果的に採用しない応募者にも労力がかかるのは、企業からするととても効率が悪いものです。

転職エージェント経由なら、明らかに基準に満たない応募者ははじいてくれるのでムダがありません。

 

転職エージェントはアンマッチを増やしたくない

転職エージェントは、求人企業に合わない求職者の応募をすすめることはありません。

なぜなら、転職エージェントの目的は企業の求人に合った応募者を紹介し転職してもらうことだからです。

また転職エージェントの報酬は転職が決まった企業からの成功報酬なので、なるべく応募者には受かってほしいと考えます。

 

もし誰かれ構わず企業に紹介しても、時間ばかりがかかる割に合格率が悪くなり転職エージェントとしても効率が悪くなります。

企業側も成功報酬なら少しでも合格率を上げたいですよね。

 

エージェント担当者も、最低でも求人企業の条件にマッチして合格する確率が高そうな求職者だけを企業にすすめます。

 

エージェント担当者は求職者と会っている

明らかに求人基準に満たない求職者は、企業が書類選考ではじくより転職エージェント担当者が事前にはじく方が効率的です。

 

企業はまだ面談前なので、履歴書や職務経歴書などの書類だけで判断するしかありません。

一方で、以下の記事で解説しているように、転職エージェント担当者は最初に求職者と面談をしています。

書類だけで判断するより、実際に会って話した方が判断の精度は確実に上です。

 

もちろん、1度の面談だけですべてが分かるわけではありません。

ただ1度でも面と向かって話せば、その人の雰囲気など書類だけでは分からない情報がたくさん得られます。

わずかな時間でも対面で話をしていることは大きなメリットです。

 

応募者に聞きにくいことも確認できる

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企業担当者は、応募者にあまりにダイレクトな質問は聞きくいものです。

たとえば、

「他社にも応募しているのか?」

「当社の優先度は?」

など、本音はあまりつっこんで聞けません。

 

転職エージェント担当者はマッチングが仕事

エージェント担当者は登録した求職者に対して本音を聞いてきます。

それは、エージェント担当者は求職者の転職を成功させるために、応募企業とのアンマッチを減らそうとするからです。

求職者の条件と企業の求人要件が合わなければ転職は失敗します。

 

エージェント担当者は登録した求職者とはじめに面談して、転職の理由や本気度、転職先に求める条件を細かく確認します。

 

転職エージェント担当者は求職者に受かってほしいので、求職者と腹の探りあいみたいなことはしません。

 

求人を広めやすい

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企業が転職エージェントに登録するメリットの一つは、求人情報を多くの求職者に知ってもらえること。

企業がよい人材を得るには、多くの人に会社を知ってもらい確率を上げなければいけません。

 

求職者と企業との出会いの場

転職エージェントは求職者と求人企業をマッチングしてくれる存在です。

転職に特化したサービスなので、求人を探している転職者にピンポイントで知ってもらえます。

もちろん、企業のホームページにも求人情報・採用情報は存在します。

ただしホームページへたどり着くには、その会社自体を知らなければ検索しようもありません。

 

求職者側から探してくれる

求職者が転職エージェントに登録すると、アプリやサイトを使って求人情報を探せます。

上で書いたようにホームページだと会社自体を知らないと探せません。

でも転職エージェントは転職者の希望条件にあう企業を担当者がリストアップしてくれます。

また転職者自身で条件に合う求人情報を検索することもできます。

求職者側から積極的に求人を探しやすい環境なので、企業からすると会社を知ってもらえる確率がより上がります。

 

企業側のデメリット

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企業が転職エージェントを使う上で、デメリットも当然存在します。

それは転職エージェントを利用するコストがかかること。

転職エージェント経由で転職が決まると、企業は転職エージェントへ成功報酬を支払います。

金額はエージェントにより差はありますが、決して安い額ではありません。

 

それでも企業が転職エージェントを使うのは、コストを上回るメリットがあるからです。

もちろん本記事で書いたメリットもあります。

さらに人事担当者の労力が減った分の人件費節約やよい人材を探せたメリットは、長い目で見れば転職エージェントへの成功報酬を上回るでしょう。

 

 

まとめ:企業側も効率化したい

転職エージェントのメリット・デメリットの多くは、求職者側の視点で語られがちです。

一方で企業が1人の転職者を中途採用するには、とても時間とお金がかかります。

どの企業も採用コストを少しでも減らすために効率化を図りたいのも当然です。

転職者が効率的に求人を探したいように、企業側も効率的に応募者を採用したいと考えます。

 

企業側の事情や考えも理解できれば、より転職活動も進めやすくなります。

 

最後に、ぼくが転職活動で使ったIT転職エージェントを紹介しておきます。

このエージェントを選んだ理由も書いていますので、とくに地方で転職を考えているエンジニアのお役にたてるはずです。

 

それでは。

 

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