「月曜日に仕事にいくのがしんどい。」
「もう日曜日が終わってしまった。また明日からつらい1週間がはじまる。」
SIerから社内SEへ転職しエンジニアとして働いているHRです。
多くのサラリーマンが憂鬱になってくる日曜日の夕方に本記事を書いています。
本記事の内容はこちら。
- 月曜日がつらいときの乗り切り方
- 時間を作れる環境が大切
転職前のSIerエンジニア時代は毎日帰宅が深夜になるくらい激務で、月曜日が来るのがイヤでイヤで仕方がありませんでした。
そんな状況では週末にちょっと趣味を楽しんでも、また月曜日が来れば何も変わりません。
そしてなぜ月曜日がしんどいのか、というそもそもの問題まで解説します。
それではご覧ください。
タップできる目次
月曜日がしんどいときの乗り切り方
ポイントこちらの2つです。
- 週末も生活リズムを変えない
- プライベートを充実させる
正直どちらも目新しいことではありません。
でも実際にこの2つが出来ていれば、月曜日がしんどいと感じなくてすむようになります。
さらに根本的な状況が整っていなければ上記2つは実行できません。
本章では上記2点のポイントを書きつつ、つぎの章から根本的な部分を掘り下げていきます。
週末も生活リズムを変えない
月曜日がしんどくなるのは、平日と週末で生活リズムがちがうためです。
たとえは次のような生活です。
- 平日は仕事に行くために朝早く起きる
- 金曜や土曜日は夜更かしして次の日は昼まで寝る
この生活だと、月曜日に生活リズムを戻すためにエネルギーを使いしんどくなります。
平日も休日も同じ生活リズムをキープすれば月曜日をスムーズにむかえられます。
特に朝は同じ時間に起きるようにしましょう。
プライベートを楽しむ
プライベートが充実していると仕事も順調に進んでいく経験はありませんか?
逆に仕事が順調ならプライベートも充実していきます。
これまでのエンジニア人生を振り返ってみても、結婚や趣味などプライベートが充実しているときは不思議と仕事も順調に進んでいました。
卵が先かニワトリが先かのような話ではあります。
ただプライベートや仕事も含めた生活全体が良い方向に向かっているということです。
大切なことは『仕事も生活の一部』
平日の仕事がほとんどを占める生活になっている人は、「仕事が生活のメイン。家族の時間や趣味は仕事の空いた時間に。」という考えになっています。
でも仕事がメインという考えそのものが根本的に間違っています。
SIer時代のぼくがそうでした。
生活は仕事とそれ以外、と無意識に考えていました。
仕事も趣味や家庭といったプライベートも、同レベルで生活の一部と考えることが大切です。
月曜日が特別になるとしんどい
仕事が生活のメインになっていると「平日が通常運転・週末はごほうび」となりがち。
ごほうびの週末が終わるとつらい平日がやってきて、月曜日がつらい平日のはじまりになります。
そもそも”平日”と”週末”という言い方が仕事メインを表していますよね。
月曜日~金曜日が平常の日という心理が見えます。
月曜日もただ生活が切り替わるだけ
生活のなかに仕事もプライベートもあると考えられるようになれば、月曜日が特別ではなくなります。
- 昨日は家のことをする日、家族と出かける日
- 今日は仕事をする日
それ以上でも以下でもありません。
以前、テレビ番組でつぎのような陽気な外国人のインタビューを見たことがありました。
マンデーなんてただのサンデーの続き。なぜそんなに深刻になるのか?
詳しくは覚えていませんが南国系の方のインタビューだったと思います。
人種のちがいはあるものの、とても見習いたい考えですよね。
プライベートを充実させるために
プライベートを充実させるために、頑張って何か探さないといけないと思っていませんか?
「熱中できる趣味をみつける。」
「ひとり旅に出る。」
そんな特別なことはいりません。
充実した生活には、「何をしたか」ではなく「どう感じたか」が大切です。
体を動かすことが大切
体を動かせば自然と気持ちも落ち着きます。
とくに一日中座り仕事のエンジニアには有効ですよ。
ベストセラー本「スマホ脳」には、心の安定について次のように書かれていました。
「睡眠、運動、そして他者との関わりが精神的な不調から身を守る3つの重要な要素だ」
誰でもほどよく汗をかいてリフレッシュできた経験があるでしょう。
体を動かすことの大切さはこちらの記事でも書いていますのでご覧ください。
日常にできることはあふれている
体を動かすための定番はランニングやスポーツです。
でも、道具をそろえたり場所を考えたりとちょっとハードルが高いですよね。
ぼくがおススメするのはスポーツよりもむしろ日常の作業。
とくに草むしり、家の掃除などはおすすめです。
没頭していると他のことを忘れて作業できますし、家もキレイになって一石二鳥です。
はじめるハードルが低いこと、そして続けやすいことが理由です。
草むしりや掃除ってけっこう体力を使います。
ひと仕事終えればうっすら汗をかいて充実感がわいてきますよ。
充実=楽しいのはなぜか?
「充実している」「楽しい」と感じるのは、ものごとを自分でコントロールできているから。
いくら好きなスポーツや趣味でも強制されれば楽しくもないし充実感もありません。
週末だから楽しいのではない
あなたが「平日はつらい・週末は楽しい」と感じるのも、平日はあなた自身でコントロールできていないからです。
- 平日は会社で仕事をしないといけない
- 週末は自分で好きな事をできる
孫正義やホリエモンのようなバリバリの起業家なんかは月曜日だからしんどいとは思いません。
彼らは日曜日も月曜日も自分のやりたいことをやっています。仕事を仕事と思っていません。
いくら仕事が休みの週末でも、だれかにコントロールされているとしんどいです。
仕事も主体的にとりくむ
とはいえ一般のサラリーマンが彼らのようになるのはハードルが高すぎです。
ぼくと同じ普通のエンジニアは、自分の仕事を主体的にやれるよう目指しましょう。
言われてやるのではなく、自分でスケジュールを立てコントロールできるようになると仕事も充実してきます。
主体的に仕事に取り組むためにはそれなりのエネルギーが必要です。
そして、プライベートの充実というプラスのエネルギーが仕事への活力になります。
なぜやりたいことがないのか
「仕事が忙しい。とくにプライベートで趣味もないし、やりたいことがない。」
と感じるのは、本当やりたいことがないからではありません。
あなたに足りないのは、プライベートに向ける時間とエネルギー。
仕事が忙しすぎると、やりたいことを感じることすらできなくなります。
時間があれば勝手に好きなことをする
「楽しいことをしたい。」というのは誰にでもある本能です。
多くの人は楽しいこと=趣味。
なかには楽しいことが仕事の人もいます。仕事が趣味の人はストレスを感じません。
仕事以外の余裕があれば、楽しいことに目を向けるようになります。
週末は寝るだけ「危険」
週末が寝るだけになっているあなたは、仕事にエネルギーを使いすぎです。
仕事が充実しているとはいえず、消耗した体力気力の回復だけしかできない状態です。
これではプライベートを充実させプラスのエネルギーを作ることもできません。
仕事だけの生活は仕事にいきにくくなる
仕事だけの生活になるとどんどん仕事に行きずらくなります。
- プライベートが充実
⇒ 仕事への主体性が生まれる
⇒ 月曜日も日常の一部に - 仕事だけの生活
⇒ プライベートも充実しない
⇒ 月曜日がイヤに
仕事が楽しくて好きでやっているなら別です。
どんどん仕事をしましょう。
プライベートが無いほど忙しいのにムリに趣味を探しても、ますます消耗するだけで逆効果です。
あなたに必要なのは時間を作ること。
忙しさは環境できまる
プライベートの時間がないのはあなたの能力が低いからではありません。
忙しさはあなたが働いている環境で決まります。
とはいえ、解決策は転職だけではありません。
- あふれる仕事をことわる
- 担当する案件を減らす
- 上司を変えてもらう
- 部署異動をお願いする
- 別支所への異動をお願いする
まずはあなたの周りから何かできることはないか探してみましょう。
どうしようもない状況なら
仕事の調整も部署異動も突っぱねられた。
そこまで追い込まれた状況なら転職した方がいいです。
大切な事なので繰り返しますが、プライベートがない状態で趣味の時間を作ってもプラスにはなりません。
こちらでも書いているように、とくに睡眠時間を削って趣味をするのは逆効果です。
忙しいITエンジニアでも残業を減らして働くことはできます。
ぼくはこちらのエージェントを使って働き方を変えることができました。
こちらの記事もぜひご覧ください。
まとめ:いまの働き方に満足していますか?
あなたが「別にいまのままでいい」と思っているなら何もしなくてもいいでしょう。
本記事を読んでいるあなたは、いまの働きかたを何とかしたいと思っているはずです。
確実に言えるのは、いままでと同じことをしていても何も変わりません。
まずは何か一つ動いてみることからはじめましょう。
小さな一つの積み重ねで結果は大きく変わりますよ。
それでは。