エンジニアは専門を極めるべき?技術職・管理職の違いを経験から解説

「ずっとエンジニアで働いているけど30代に入ったら将来が不安になってきた。

 

「このさき技術を極めるべき?それとも管理ができる方がいいの?

長くエンジニアで働いていたら誰もが同じように悩みますよね。

本記事ではこんな疑問にお答えします。

 

こんばんは、HRです。新卒からエンジニアとして15年以上働いてきました。

本記事の内容はこちら。

  • エンジニアの技術職、管理職の違い
  • エンジニアが技術、管理どちらに進むか迷ったときの判断方法

 

技術・管理のどちらに進むか判断に迷うのは「将来このままでいいのかな」と不安になるためです。

そして技術・管理を判断するポイントは給料とスキルです。社内に用意されているキャリアパスを確認しましょう。

なお本記事ではSIer業界の内容を中心に書いています。

Web系やベンチャー企業だとまた違ってきますから。

 

それではご覧ください。

 

エンジニア技術職と管理職の違い

エンジニアは専門を極めるべき?技術職・管理職の違いを経験から解説2

 

違いはこちら。

  • 仕事内容
  • 必要なスキル
  • キャリアパス
  • 給料

 

IT企業も組織で動いてる以上管理する立場の人間が必要ですよね。

そして同じ会社のエンジニアで働いていても管理職になると仕事内容が全然違います。

 

仕事内容が違う

技術職はプロジェクト現場での開発がメイン。

プログラミングや設計、テストといった、プロジェクトの成果物を作るための開発作業を行います。

またITツールや言語の調査などアドバイザー的な役割で技術的なサポートすることもあります。

 

管理職はプロジェクトの管理が主な仕事。

プロジェクトの進捗管理や原価管理、お客さんとの交渉など、プロジェクトを回すためのとりまとめを行います。

プロジェクトマネージャを担当することも多いですね。

 

また部下の育成や教育など会社の人材を育てることも管理者の仕事です。

 

必要なスキルの違い

仕事内容が違うと必要になるスキルも違います。

技術職に求められるのはプログラミングや設計など開発の能力。

ITスキル、業界知識を身につけてシステムを作り上げる力が必要です。

ITスキルを追求できる仕事ですね。

 

管理職に求められるのはプロジェクトのマネジメント能力。

組織や人を動かすスキルだけでなく、プロジェクトメンバーやお客さんと交渉する対人関係のスキルも必要です。

 

キャリアパスの違い

技術職のキャリアは会社によって大きく違います。

たとえば一般エンジニアからスタートし、スペシャリスト、エキスパート、コンサルタント、フェローなどにステップアップします。

ただし技術専門のキャリアパスがない会社も少なくありません。

 

管理職のキャリアパスは多くの会社で似ています。

一般社員からはじまり、課長、部長、本部長や事業部長、役員まで昇格していきます。

そして管理系のキャリアパスがない会社はまずありません。

 

給料の違い

一般的に管理職の方が高くなります。

理由は役職がつかないと給料が上がらない給与体系になっているからです。

給料を上げるには管理職になって上を目指すしかない会社が多いですね。

 

もちろん技術系のキャリアでステップアップしても給料は上がります。

ただ管理職ほど一般的なキャリアパスではありません。

 

 

エンジニアが技術と管理でまよう理由

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理由は「このままでいいのか?」と将来を不安に思うため。

不安になるポイントは年齢と技術進化のスピード、キャリアパスです。

 

30代で自分を振り返る

30代になると多くのエンジニアが将来のキャリアに悩みます。

エンジニアとしてある程度の経験を積み、立ち止まって周りを見る余裕が出てくるのが30代です。

20代はがむしゃらに仕事を覚える時期で自分を見返す余裕はありません。

勉強にたとえるなら、20代は顔をノートに向け一生懸命勉強している時期。
ふと一息ついて周りを見渡すのが30代ですね。

 

また30代は家庭を持ちはじめる年代なのも大きなポイントの一つ。

結婚して家庭が出来ると自分だけの人生ではなくなり将来が気になってきます。

 

技術進化のスピードが速すぎる

IT業界では技術進化のスピードが速く、どんどん新しい技術が出てきます。

いま使っている技術も数年後には時代遅れになっていることも珍しくありません。

 

技術職なら技術進化に遅れないようITスキルをずっと勉強しなくてはいけません。

ただあまりにも技術サイクルが速いため「もうIT技術についていけないかも」と不安になります。

 

 

会社から選択を迫られる

多くの会社では社員にキャリアパスを作らせます。

キャリアパスをもとに将来の人数構成や配置を予測し、社員採用や企業戦略に役立てています。

人事評価や上司との面談でどのキャリアに進みたいかを聞かれますよね。

 

そして30代ごろになると技術と管理どちらに進むか決断を迫られます。

管理職になるしかキャリアパスがない会社も多く、現場でITスキルを磨きたいエンジニアはなかなか決断できません。

 

技術か管理か迷ったときに判断するポイント

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ポイントはこちらの3つです。

  • 給料アップ
  • 求めるスキル
  • 独立・起業

 

技術か管理のキャリアパスは最終的に個人で判断するもの。

ただポイントを押さえておくと迷いが減り判断しやすくなります。

それぞれ解説していきます。

 

給料アップを優先したいか

とにかく給料を上げたいと思うなら管理職になりましょう。

多くの企業では役職を上げないと給料が上がらない仕組みになっています。

技術系のキャリアパスがない会社で開発現場に残るには、ヒラ社員のままでいるしかありません。

毎年の昇給はわずか。

ヒラ社員のままだと大きな給料アップは見込めませんよ。

 

人を動かすことに興味があるか

人を動かす・組織を動かすことに全く興味が持てないなら技術職を目指しましょう。

同じエンジニアでも技術職と管理職では求めらるスキルが全然違います。

開発者として優秀なエンジニアが管理者でも活躍できるとは限りません。

プロスポーツの監督なんかいい例ですよね。

選手時代に活躍したスター選手が、監督になると全然勝てないことはよくあります。

 

独立・起業したいか

将来独立や起業したいと思っているなら管理職を経験した方がいいです。

起業するならプロジェクト管理に加え、組織や人事、経営などマネジメントスキルが必要です。

そしてマネジメントスキルは現場の開発だけでは身につきません。

少し意外かもしれません。

ただエンジニアとして企業したいほどITが好きならITスキルは勝手に勉強しますよね。

 

 

エンジニアが技術・管理に進む方法

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こちらの3つです。

  1. 社内のキャリアパス
  2. 転職
  3. 独立

 

大きくは会社のキャリアパスを進む、自分で道を開いていく、のどちらかです。

そして多くのエンジニアは会社のキャリアパスを進んでいくでしょう。

それぞれ説明します。

 

① 社内のキャリアパス

一番選びやすいのは、いまの会社で用意されているキャリアパスを選ぶ方法。

どの会社にもキャリアパスは存在していて必ず選ぶことになります。

いまの環境で満足なキャリアが選べるならそれが一番です。

 

ただし管理職へのキャリアしかない会社も多いので注意してください。

 

② 転職

社内に希望するキャリアパスがないなら環境を変えましょう。

たとえば、技術を突きめたいけど給料も大きく上げたい。

でも社内に技術系のキャリアパスが無い場合などが当てはまります。

いまの会社で給料を上げるには管理職への道しかありません。

 

転職する企業のキャリアパスはサイトや求人情報でチェックしましょう。

ただしテキスト上の情報だけで会社の実態を判断するのは簡単ではありません。

管理系のキャリアしかない会社に入ったら環境を変えた意味がありませんよね。

会社の実態はIT専門転職エージェントのアドバイザーに聞くといいです。

 

どのIT転職エージェントを使うべきか分からない人はとりあえずこの3社を使いましょう。

 

 

 

③ 独立

自分もITスキルを身につけ、自由に人や組織を動かして大きな成果を上げたい。

そんなあなたは独立して会社に縛られず自由に仕事をしましょう。

会社員じゃないので技術や管理のくくりもありません。

逆になんでもやらなくてはいけない大変さもあります。

 

フリーランスのエンジニアになるか、起業して会社を起こすのが一般的ですね。

フリーランスになるなら、ITフリーランス向け業務委託案件を紹介してくれる「ココナラエージェント」を使って少しずつ案件に慣れていきましょう。

 

まとめ:組織にはどちらも必要

ぼくは現場のエンジニアからは一歩引いて、管理系のリーダーやマネージャーの道を進んでいます。

チームで大きな成果を出すのも悪くはないと思ったからです。

技術・管理のどちらが優れているというわけではありません。

プロジェクト開発、そして会社組織でみると管理職も現場のエンジニアもどちらも必要です。

 

先が見えないこの時代、将来が不安になったら少し立ち止まってみましょう。

それでは。

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